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2) フェリー関連の販売の実施及び非実施理由

フェリー関連の販売を実施している理由としては、「フェリーは低コストのため、全体の旅行費用を小さくできる」が多く、次いで「朝一番に到着するため、旅行スケジュールを組みやすい」、「船内でゆっくりくつろげるため、旅客の疲労が少ない」となっている(図5-34)。

 

図5-34 フェリーを利用している理由(n=14)(複数回答)

 

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また、旅行会社17社中3社(18%)はフェリー関係の販売は全くしていないと回答しているが、全く販売していない理由として、「フェリーはスピードが遅く、時間がかかるから」,「海外旅行が主であるため」,また北海道観光を主とする旅行会社は「北海道へのアクセスとしての魅力がない」と回答している。

 

3) フェリー航路の評価

調査対象のフェリー航路についての「運賃・料金」,「発着時刻」,「所要時間」の評価結果は図5-35,図5-36,図5-37のとおりである。

旅行会社の評価は航路ごとにかなりばらついているが、北九州と中九州については、比較的評価が高く、四国の香川、徳島航路については評価が低い。

まず、運賃・料金面については、北九州,中九州,愛媛航路の評価が高く(適切と見なす割合が大きい)、徳島の評価が低い。

 

 

 

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