日本財団 図書館


3]港頭地区を素通りする輸送パターンの増加

・荷主企業は、物流コスト削減のため、輸送過程において経由する物流施設をより少なくし、内陸に立地する工場や配送センター等の自社施設とCYとを直結する物流を増加させており、港頭地区内の物流施設の素通り化が進行している。

・その傾向は、特に輸入貨物において顕著であり、神戸港におけるコンテナ貨物の取出場所別貨物量の推移(1985〜1993年)をみると、消費地取出は約15ポイント上昇している。

 

図1-4.神戸港におけるコンテナ貨物の詰め場所別貨物量構成比(輸出)

012-1.gif

 

図1-5.神戸港におけるコンテナ貨物の取り出し場所別貨物量構成比(輸入)

012-2.gif

資料:運輸省港湾局・大蔵省関税局「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION