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2]船社によるコンテナヤード、コンテナ・フレイト・ステーションの設置状況

 

コンテナヤード(CY)とは、船会社により指定されたコンテナターミナルの一部であり、船会社がコンテナを集積・蔵置し、輸出入実入りコンテナ受け渡しを行う場所である。また、コンテナ・フレイト・ステーション(CFS)とは、小口貨物の集積、保管、蔵置する輸出入貨物の荷捌き場所であり、CYに含まれる場合と、港頭地域から離れて設置(オフドックCFS)とがある。

CY、CYSの立地状況をみることにより、港湾ごとの集荷能力をある程度判断することができるが、大阪港では南港地区等に集中的に整備され、神戸港では主に中央区から東灘区にかけて整備されている傾向となっている。

 

図I-37 大阪港、神戸港における船社のCY/CFSの立地状況

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出所)国際物流業者要覧(98年)

 

 

 

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