・貨物取扱量の増加推移からみた特性
他港、他空港に比べ、大阪港、神戸港、関西国際空港の取扱量増加幅の高い貨物の特性としてそれぞれの港湾、空港で以下の点を挙げることができる。
(大阪港)
大阪港における増加割合の高い品目は、鉄鋼石、木材、金属鉱、石炭等に混じり、アルコール飲料等の消費財となっている。
(神戸港)
神戸港における増加割合の高い品目をみると、天然・製造ガス、金属鉱、非鉄金属、石炭等の非消費財系の貨物が上位の品目となっている。
(関西国際空港)
関西国際空港における増加割合の高い品目をみると、がん具及が遊戯道具、美術品、レコード、事務用機器、医薬品、果実等の消費財の伸びが高くなっている。