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d. 輸入浸透度の高まり

わが国の貿易構造は、直接投資の増大にみられる国際分業の進展、90年代初頭から円高方向、国民における質的な豊かさの追求等、輸入を増加させる方に変化してきた。

その結果、国内市場における輸入品のシェアは大幅に増加する結果となっている。

例えば、一般・電気機械でみると、ここ数年の内に、カラーテレビ、磁気テープ、コンピュータ外部記憶装置、電子式卓上計算機等輸入浸透度が急増している。

 

表I-1 一般機械・電気機械主要品目の輸入浸透度(金額ベース)

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〔注〕輸入浸透度に輸入÷(国内生産+輸入-輸出)×100

〔出所〕「輸入浸透度にみる貿易構造の変化」97年7月(ジェトロ)

出所)「世界と日本の貿易」(1997年)より

 

 

 

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