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祝辞

 

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文部大臣 町村信孝

 

JOCジュニアオリンピックカップ第6回全国中学生なぎなた大会が、盛大に開催されるに当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。

なぎなたは、心を磨き、身体を鍛え、豊かな人間形成を目指す我が国の長い歴史と伝統に培われた武道であり、今日、青少年から高齢者に至るまで多くの人々に愛好されております。

特に、中学生の皆さんが、この時期になぎなたの稽古を通して、心・技・体を鍛錬することは、心身ともに調和のとれた人間として成長するために役立つばかりでなく、我が国の伝統文化に触れ、これを継承していく上でも大変有意義なことであります。

選手の皆さん、どうか日ごろの稽古の成果を存分に発揮するとともに、全国から集まった仲間との友情の輪を広げ、素晴らしい思い出をつくってください。

そして、本大会の経験を生かして、日本を代表する選手として活躍されることを期待いたします。

終わりに、本大会の開催に尽力された財団法人全日本なぎなた連盟をはじめ、関係の皆様方に心から敬意を表しますとともに、本大会の成功とますますの発展を祈念して祝辞といたします。

 

祝辞

 

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大阪府知事 山田勇

 

JOCジュニアオリンピックカップ第6回全国中学生なぎなた大会が盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げますとともに、府民を代表して心から歓迎申し上げます。

昨年の「なみはや国体」並びに「ふれ愛ぴっく大阪」においては、全国から多くの方々の参加を得て、府内各地で数々の感動のドラマが展開されました。本府では、この両大会で培われた様々な財産を有効に活用して、誰もが、生涯を通じて、いつでも、どこでも、気軽にスポーツに親しみ、楽しむことによって、健康でゆとりや潤いを実感することができる「生涯スポーツ社会づくり」を推進しているところでございます。

こうした中、日本の歴史と伝統に培われた「なぎなた」が若い世代から高齢者まで幅広く親しまれていることは喜ばしいことであり、また、本大会も回を重ねるごとに充実・発展されておりますことは、大変意義深いことであります。

参加されます選手の皆さんには、日ごろ鍛えられた力と技を十分に発揮されるとともに、全国の仲間との友情の輪を一層広げてください。

また、是非この機会に大阪の歴史や文化に触れていただくとともに、府民との交流を深め、楽しい思い出を数多くつくられますことを念願しております。

最後に、本大会の開催にご尽力いただきました関係の皆様に深く敬意を表しますとともに、なぎなた競技の一層の発展と本大会のご成功を祈念して、祝辞といたします。

 

 

 

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