1998 国際保健協力
フィールドワーク・フェローシップ
活動報告書
3月5日(木)
○本日のスケジュール・内容
9:30〜17:00 国立国際医療センターにおける国内研修
9:30〜9:40 開会挨拶 大谷藤郎(国際保健協力フィールドワークフェローシップ企画委員長・国際医療福祉大学学長)
9:40〜9:50 来賓挨拶 鴨下重彦(国立国際医療センター総長)
9:50〜10:30 日本の国際協力の現状 橋爪章(国際協力事業団医療協力部医療協力第一課長)
・日本の経済協力と政府開発援助(ODA)
・WHOとJICAの違いについて、JICAでは途上国の主体性を重視
・「顔の見える援助」、マザーテレサ型よりナイチンゲール型の援助
10:30〜11:10 我が国の国際医療協力の進め方 古田直樹(国立国際医療センター国際医療協力局長)
・我が国のODAの基本的考え方について
・軍事大国にならないとの基本理念に立つ日本にとって、外交手段としてのODAの重要性
11:10〜11:50 国際医療協力の現状 紀伊國献三(国際医療福祉大学医療福祉学部長)
・喜捨の精神
・プライマリーヘルスケアについて
11:50〜12:30 開発途上国における感染症・寄生虫症 辻守康(杏林大学医学部熱帯病・寄生虫学教授)
・開発途上国(特にフィリピン)への旅行時の注意事項
(昼食)
13:30〜15:30 フリーデイスカッション(Part 1)
-国際協力を中心に-
佐久間文明(国立国際医療センター国際医療協力局計画課長)
正林督章(厚生省保険局医療課医療指導監査室特別医療指導監査官)
都築正和(国際医療福祉大学保健学部教授)
江口弘久(自治医科大学公衆衛生学教授)
吉武克宏(国立国際医療センター国際医療協力局派遣協力課課長)
・5人の先生方よりそれぞれの立場から見た国際協力についてのプレゼンテーションと、学生からの質問を中心にしたディスカッション
・イスラム圏での家族計画など、文化・宗教・風習の壁