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山口県児童センター

 

〒753-0811 山口県山口市吉敷木崎4376-1 TEL.0839-23-4633 FAX.0839-23-4635

 

設置主体:社会福祉法人 山口県社会福祉事業団

人 口:1,554,000人

設立年月日:昭和56年7月25日

職 員 数:館長1名、副館長1名、育成課長1名、主事2名、主任児童厚生員1名、属託職員2名、臨時職員1名

開館時間:午前9時00分

閉館時間:午後4時30分

休 館 日:月曜日、祝祭日(5/5・10/10・11/3を除く)、年末年始(12/28〜1/4)

地域環境:公園の中に位置し、四季折々の自然を感じながら、利用者はのびのびと遊びを満喫している

 

●子どもボランティア養成講座●

 

小さな指から大きなボランティア

 

活動の概要

1)目的

現在、児童に対するボランティア教育は今日の課題である。当児童センターにおいても、児童健全育成の一環ボランティアについての理解を深めると同時に、社会に寄与する人材を育てることを目的とする。

2)対象

小学4年生以上

3)指導者

山口市ボランティア協会手話の会 代表 柴田すみ子氏

4)内容

(表参照)

 

活動の成果

最近、子どもたちをとりまく環境は大きく変化し、長期休暇中でも塾やおけいこごと、あるいは地域行事等で忙しくなっています。そんな中6回シリーズの講座への参加希望者を心配しましたが、ボランティア活動が注目されその社会的役割が高まっている中、反響も大きく低学年から問い合わせも多くあった。

今回は、活動内容を「手話」におき毎回が新しい内容で出席率もよく、熱心に取組み終了時には全員が手話で自己紹介ができるようになる。また自発的に教室の準備から後始末まで助け合う姿も見られた。保護者の中から、「手話を通じ家庭内でのコミュニケーションができ、お互いの新しい一面を見ることができました。」という成果もあった。

今講座は、子どもたちの出会いを大切にし、お互い助け合い、ボランティアについての理解を深めていき、これからの生活の中に、社会に寄与する心が育てられたのではないかと思う。

 

今後の課題

阪神淡路大震策を契機にボランティア活動が注目され、その社会的役割が高まっています。私たちの生活がモノの豊さから心の豊さを求めるようになり、お互いが助け合い、支え合っていく大切さは重要になるばかりです。

このような状況の中、児童センターでは、児童健全育成の一環として、児童がボランティアについての理解を深めると同時に、児童自身が社会のためにどんなことができるか問うことができるようになれたらという願いをもって今後も継続していきたい。

 

 

 

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