日本財団 図書館


児童生徒に対する凶悪事件が背景となり、地域安全推進員が中心となって、少年補導員や住民と連携し、定期的に点検活動を実施し、小・中学校の通学路等の安全確保に努めた。

イ 毒物等混入防止対策の推進

毒物等混入防止対策の一環として、自動販売機管理者やスーパー・コンビニ等に対する防犯指導を行うとともに、祭礼等地域のイベント会場等における警戒パトロールを実施した。

ウ 新興住宅街における安全パトロールの実施

急激な人口増加による新興住宅街での犯罪等が増加傾向にあったことから、住民の自主的な安全パトロールにより、地域住民の防犯意識の高揚と連帯意識の醸成に努めた。

エ 自転車・オートバイの盗難被害防止活動の実施

犯罪発生の総量増加の一因と成っている自転車・オートバイの盗難被害防止のため、地域安全推進員を中心に、主要のJR駅前駐輪場で施錠の有無、防犯登録の有無等について点検し、併せて防犯診断を行った。

(4)高齢者対策の推進

ア 防犯教室の開催

各地区の老人クラブにおいて、悪質商法被害防止等の防犯教室を開催した。

イ 高齢者の保護活動

ホームヘルパー等と連携して、独居老人、高齢者宅を訪問し、保護、相談活動を行った。

(5)少年非行防止活動の推進

ア 街頭補導活動の実施

少年補導員等と連携して、夏・冬休み及び祭礼等における街頭補導活動を継続実施した。

イ 薬物乱用防止教室の開催

保健所、警察署等と連携して、中学校、高校で「薬物乱用防止教室」を実施するとともに、各地で街頭キャンペーンを展開した。

ウ 懇談会の開催

少年補導員と連携して、少年非行防止懇談会を各地で開催した。

エ 児童等に対する声かけ運動の実施

桃山町では、少年の健全育成の一環として、住民が児童・生徒に対する声かけ運動を実施した。

オ 非行防止標語看板の掲出

岩出町立山崎小学校校区内に、地域安全推進員の手作りによる「ちょっとまって!やってもいいのか その遊び」等の非行防止標語を記載した立て看板(50箇所)を通学路に掲出し、地区住民や保護者から好評を得た。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION