表3-3-2 長崎県の主要生産・消費品目と長崎港の主要輸出・輸入品目
資料)「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」運輸省港湾局、大蔵省関税局、長崎県臨海開発局資料より三和総合研究所作成 長崎県で生産・消費されるコンテナ貨物の仕向・仕出国をみると、輸入では中国が23%を占めるのに対し、輸出では中国は1.2%のシェアを占めるに過ぎない。対中国輸出入量をみると輸入は輸出の17倍となっている。このことが、長崎港における中国航路が輸入に依存する要因となっている。 表3-3-3 長崎県における相手国別輸出入量
資料)「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」運輸省港湾局、大蔵省関税局、長崎県臨海開発局資料より三和総合研究所作成
長崎県で生産・消費されるコンテナ貨物の仕向・仕出国をみると、輸入では中国が23%を占めるのに対し、輸出では中国は1.2%のシェアを占めるに過ぎない。対中国輸出入量をみると輸入は輸出の17倍となっている。このことが、長崎港における中国航路が輸入に依存する要因となっている。
表3-3-3 長崎県における相手国別輸出入量
資料)「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」運輸省港湾局、大蔵省関税局より三和総合研究所作成 3]長崎港の利用特性 以上のことから、長崎港の中国航路においては、石材等の鉱産品の輸入に依存しているが、そもそも中国との輸出入構造が輸入に偏っていることから、中国航路の輸出入バランスをとることは難しい状況にある。また、長崎県において生産・消費される主要品目は長崎港を利用していない。
資料)「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」運輸省港湾局、大蔵省関税局より三和総合研究所作成
3]長崎港の利用特性
以上のことから、長崎港の中国航路においては、石材等の鉱産品の輸入に依存しているが、そもそも中国との輸出入構造が輸入に偏っていることから、中国航路の輸出入バランスをとることは難しい状況にある。また、長崎県において生産・消費される主要品目は長崎港を利用していない。
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