日本財団 図書館


2]所要時間の比較

 

最寄り港を利用した場合の所要時間は、外貿コンテナ定期航路が至近の港湾で開設されている福岡市、北九州市、長崎市、大分市については、25分以内となっている。また、佐世保市、佐賀市では約1時間、鹿児島市では約1時間30分、宮崎市、熊本市からは約2時間を要する。

博多港を利用した場合の所要時間は、長崎市、大分市からは約2時間30分であり、最寄り港を利用した場合と博多港を利用した場合では、所要時間に2時間以上の差がみられている。また、南九州に位置する宮崎市、鹿児島市から博多港へは約4時間を要することから、これらの都市では外貿コンテナ航路が至近の港湾にないにもかかわらず、長崎市や大分市と同様に2時間以上の差がみられている。

北九州港を利用した場合の所要時間は、博多港を利用した場合に加え、さらに1時間弱程度多く要する都市が多いが、大分市については、博多港、北九州港のいずれを利用した場合の所要時間も約2時間30分とほぼ同程度である。

神戸港を利用した場合(トラック輸送の場合)は、九州地方の各主要都市から約7時間〜11時間程度を要する。

 

表2-2-4 所要時間

029-1.gif

資料)「道路時刻表98」等より三和総合研究所作成

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION