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16. フェリーダイヤ改正における賛否

 

本調査では、先の航路の問題点で指摘のあった「便数の増加」をフェリーのみについて行い、さらに大型化を図ることで航路改善につなげることについての住民の賛否をたずねた。

航路の改善策案として、下記の案を提示し、それに対する意見を求めた結果が、右図である。

これによると、「近くの港に寄港しなくても、フェリーの便数が増えるのには賛成だ」という意見に住民の52.3%が同意しており、逆に「フェリーの便数が増えても、近くの港に寄港しなくなることには反対だ」という住民が28.4%、「無回答」が19.3%となった。

特性別でみた場合のフェリー増便の賛否は下表のとおりである。

改善策案

フェリーの便数を増加し、朝、島を出発し、夕方戻れる1日2便体制にするには、スピードの速いフェリーを就航させるだけでは所要時間を短縮するには不十分で、甑島で寄港する港を少なくすることが必要です。つまり、いくつかの港が抜港されることになります。

 

図1.2.18 フェリーダイヤ改正における賛否

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表1.2.15 フェリー増便に対する賛否状況(主な特性別)

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