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表6.2-1 雑音の評価

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表6.2-1から、雑音は最小動作レベルより14dB以上低いため、測定を行った鉄道環境における耐雑音性能は高いと考える。

 

(2) 模擬保安伝送装置

1]試作装置において、地上が2局、車上が1局の間でそれぞれが無線LANで構成し、決められた伝送手順(周期200ms)で正常にフレームの相互通信を行うことができた。

2]無線LANアンテナの雑音の収集結果により、最大雑音レベルが1.9GHz帯で-33.97dBm、2.4GHz帯で-64.67dBmというデータが得られた。

 

(3) 列車間隔制御機能

1]初期設定画面で入力された列車の固有情報や地上の固有情報などのデータベースと、取得した前方列車の位置と、自列車位置から停止余裕距離を考慮して速度制御パターンを作成し、前方列車との間隔を安全に保ちながら走行できることを確認した。

2]地上インタロゲータ装置と模擬保安伝送装置を1地上装置として制御ゾーンを構成し、列車がゾーン進入進出時に列車検知を行ってチェックインチェックアウト動作することを確認した。

3]地上インタロゲータ装置と車上レスポンダ装置と結合したとき、自列車位置が補正されることを確認した。

4]各部の電源断または伝送部断故障を模擬的に発生させ、自列車が停止することを確認した。

以上により基本的な列車間隔制御機能が正常に行えることを確認した。

 

 

 

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