4.3 トランスポンダ型列車検知装置
トランスポンダ型列車検知装置は地上側は地上インタロゲータ装置、地上照査装置、地上処理装置で構成される。地上インタロゲータ装置は、小さく絞られた通信領域をもち、地上インタロゲータ装置と車上レスポンダ装置間が結合したときに地上-車上間のデータ授受を行う。地上インタロゲータ装置は地上照査装置と無線による照査通信を行い、遮断を検知し、チェックイン・チェックアウト方式による列車検知を行うと共に列車番号などのデータ受信により、当該区間に許容される列車数と種別と、列車間隔制御に必要な管理を行う。
車上側は車上レスポンダ装置と車上処理装置で構成される。車上は車上レスポンダ装置と地上インタログータ装置との無線による結合で地上の絶対位置情報を入力して位置補正などを行う。