電界を照射しない時の濃度変化は±1ppmであった。
試料水の濃度を0ppmにし、4方向について試験電界強度を変えて試験を行なったが、水平偏波の場合、3V/mで影響が見られ最大29ppm(84〜87MHz)の濃度の変化、垂直偏波の場合、2V/mから影響がみられその時最大22ppm(186〜214MHz)の濃度の変化3V/mの場合は最大30ppm(277〜319MHz)の濃度の変化があった。
試料水濃度を10ppmにし、正面方向について試験電界強度を変えた場合は水平偏波では2V/mから影響が現れ3V/mの時に最大7 ppm(93〜97MHz)、垂直偏波では1V/mから影響があらわれ3V/mの時に複数の周波数(84〜194MHz)で最大30ppmの濃度の変化があった。
(2)ファーストトランジェント/バーストイミュニティ
A. ナブテウクス受信機
印加時間は5分、印加電圧は500V間隔で上げ交流電源線については2kV、信号、制御線については1kVまで試験を行なった。
試験条件を表17に示す。