9.3 供試品のセットアップ
9.3.1 ナブテックス受信機
供試品の入出力端子の詳細とセットアップ及び試験要領を表6及び図22、図23に示す。
(1)疑似信号出カレベル
(1)-1 放射無線周波数電磁界イミュニティの場合:66dBμV
(1)-2 ファーストトランジェント/バーストイミュニティの場合:12dBμV
(1)-3 静電気放電イミュニティの場合:12dBμV
(1)-4 電磁放射レベル(エミッション)測定の場合:
疑似信号は使わず付属のアンテナを接続する
9.3.2 電力制御装置
供試品の入出力端子の詳細とセットアップ及び試験要領を表7及び図24に示す。
9.3.3 スピードコントロ―ラ
供試品の入出力端子の詳細とセットアップ及び試験要領を表8及び図25に示す。
9.3.4 油分濃度計
供試品の入出力端子の詳細とセットアップ及び試験要領を表9及び図26に示す。
9.3.5 使用する電線の種類及び長さ
(1)種類
表6〜表9の使用電線の欄に記号で示す。
★:同軸ケーブル 3D2V
1):シールドされていない被覆単線
●:シールドされていない平行二芯線
◎:ツイストペアシールドケーブル
(2)長さ
(2)-1 放射無線周波数電磁界イミュニティーの場合
電源線、及び計測室に引かれる電線は長さを5mとし、供試品から1mの位置にフェライトコアを挿入し、減結合をする。その他の電線は1mとする。
(2)-2 ファーストトランジェント/バーストイミュニティーの場合
すべて5mとし、フェライトコアは挿入しない。
(2)-3 静電気放電イミュニティーの場合
すべて5mとし、フェライトコアは挿入しない。
(3)使用フェライトコア Z C A T3035-1330(資料1に示す)。