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表2 試験レベル

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試験の前に、設定された電界の強度を、校正の格子ポイントに電界検知器(フィールドセンサ)をセットして検査する。そして、校正に利用されたのと同じ位置において電界発生源のアンテナ及びケーブルで、校正された電界強度を示すために必要な出力電力を測定する。

80MHzから1GHzの周波数範囲にわたって、校正ポイントの数点を用いたスポット検査を行なう。垂直、水平両方の偏波についても検査する。校正が確認された後、試験電磁界は校正から得た値を用いて発生させる。EUTはその一つの面が校正面と一致するようにセットする。

周波数範囲は、400Hz±10%の正弦波で80%±10%振幅変調された信号(図11)によって、80MHzから1GHzまで掃引される。掃引は、1.5×10-3 decade/sを超えないものとする。

放射無線周波数電磁界イミュニティのレイアウト図及びセットアップ図を図12及び図13に示す。

 

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図11 放射無線周波数電磁界イミュニティの試験信号

 

 

 

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