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第13回「海の祭典」

 

「海の祭典」は、運輸省の提唱により海の利用・開発及び海上交通の重要性、海洋環境の保全、海上安全の確保など国民各層の海に対する関心を喚起するために、昭和61年から全国の主要港湾都市で開催されています。

本年は、広島県の広島市、呉市、三原市、尾道市、福山市及び島嶼部の計9地区において“瀬戸内に きっといい風 いい出会い"をテーマに7月19日から8月2日までの15日間にわたって開催されます。

記念式典をはじめ、広島ゆかりの人々が語りつなぐ<ひろしま・港ばなしシリーズ>「海の祭典シンポジウム」、帆船などの体験航海・一般公開、瀬戸内の島々をぐるりめぐる「瀬戸内歴史クルーズ」、中国運輸局等の行政機関が出展する「海の総合展」、港湾施設を利用したコンサートやバザールなどの数多くの催しが行われます。

風光めいびな多島美を誇る瀬戸内海のほぼ中央に位置する広島県は、1,122kmに及ぶ海岸線を有し、歴史的にも東アジアとの海上交易の中継地として盛んに交流が行われました。また、多くの水産資源に代表される豊かな海の恵みによって育まれ発展した海と関わりの深い県です。

海の役割、恵み、海の魅力と可能性をはじめ、これからの人と海との関係を見つめ直すことにより、21世紀に向けた豊かな生活環境の構築や文化の創造を目指し、多彩なイベントを通じて県民への海事思想の一層の普及を図るとともに、広島県の海や港の魅力を全国に、そして世界に向けてアピールしていくものです。

 

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