(b) 実効面積 受信空中線の受信最大有効電力PRと到来電波の電力密度Pとの比は、この空中線が口をあけて、電磁エネルギーを実効的に吸収する面積に相当する。これを実効面積Aeといい、次式で表わされる。
(b) 実効面積
受信空中線の受信最大有効電力PRと到来電波の電力密度Pとの比は、この空中線が口をあけて、電磁エネルギーを実効的に吸収する面積に相当する。これを実効面積Aeといい、次式で表わされる。
図6・10に示すように、空中線を囲んでほぼ(λ/2×λ/4)の面積である。すなわち、半波ダイポール空中線のように実際の面積はなくても、見掛け上のλ/2×λ/4の面積をもっていることと等価であり、この面積内に到来したエネルギーが負荷に供給される。
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