図に示すように、○印を付けることによって状態を反転させる(NOT)(否定)ことを示す。この○印は単独では用いずに必ず論理記号の入力か出力側に接続して用いる。なお、○印のつかない三角で示す論理記号はバッファ(入出力の状態は同じもの)を示す。
(3) NAND、NOR、回路
NANDとはANDとNOTが組み合わされたもの、NORはORとNOTが組み合わされた動作を行う回路である。入力が三つある場合の例を表3・2に示す。
次に二つの入力を例として、すべての組み合わせをAND、OR、で示す。(表3・3参照)。これから分かるようにNOTを併用することによって、ANDをORに、ORをANDに置き替えることができることを示している。