直流増幅器など値で、この値が大きいと無信号時の出力電圧が零から離れる。直流増幅器などの場合、無信号時の出力電圧を零にする必要があるときは付属の調整用端子を用いて出力電圧を零に調整する必要がある。
図3・10 逆相増幅回路
図3・11 正相増幅回路
図3・10は逆相増幅器であり、この回路の-端子に流れ込む電流はほぼ0であるから次式が成立する。
オペオンプの利得が無限大と見なせるときは式(3・10)はもっと簡単に求めることができる。すなわち、オペアンプの利得が無限大であるにもかかわらず出力電圧が有限であるためにはオペアンプの入力端子電圧が零でなければならない。
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