日本財団 図書館


(10)利得(ゲイン)ボリュームを時計方向に回していき、CRT上にノイズが少し出る程度にセットする。

109-1.gif

 

(11)空中線スイッチをオンにする。

109-2.gif

 

(12)スィープ起点がカーソル盤の中心にない場合はセンター調整つまみで調整する。

109-3.gif

 

(13)レンジスイッチにより必要な探知範囲をセットする。

109-4.gif

 

(14)海面反射により物標が識別しにくい場合は、STCボリュームを徐々に時計方向に回していき、海面反射が適度に抑制されるように調整する。

109-5.gif

 

(15)雨、雪等により物標が識別しにくい場合は、FTCスイッチを右側に倒す。

109-6.gif

 

6・7 主要操作つまみの調整位置と映像との関係

各つまみの操作法は、すでに前項で説明したが、その調整状態で映像がどのように変化するかを写真6・1に示す。

写真6・1では、いずれも同調は最良点にセットされた状態である。

写真 No.-1

利得を除き、他は最適の状態にあるにもかかわらず、利得がやや過大のため、分解能が低下している。

サイドローブによる偽像も出やすくなる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION