日本財団 図書館


3・5 導波管

 

3・5・1 接続方法

(1) 接続箇所のフランジにはチョークフランジとプレンフランジ(別名フラットフランジともいう。)とがあり、必ず1対として使用する。また、チョークフランジは空中線側(上側)に位置させること。(図3・5参照)

 

154-1.gif

図3・5

 

(2) チョークフランジ側には防水用ガスケット(Oリング)を挿入する。(図3・5参照)

(3) 接続ねじには、防食のためステンレス製のねじを使用すること。他の材質のねじは、絶対に使用してはいけない。(図3・5参照)

(4) 接続は自然に力の加わらない状態で行われるべきであり、引張り、押し付け、ねじれなどストレスのかかる作業をしてはならない。ひずみにより亀裂が生じ浸水の原因になる。

(5) 直線部分には必ず一箇所現場合せの部分を設け、(4)項で禁止した作業が避けられるようにしなければならない。このためには、作業のやりやすい場所を選ぶことも必要である。(図3・6参照)

 

154-2.gif

図3・6 最終接続箇所の接続方法

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION