(問2)
(イ) ヒーター
(ロ) カソード
(ハ) 第1グリット
(ニ) 第2グリット
(ホ) 集束コイル
(ヘ) 偏向コイル
(ト) アノード
(チ) 蛍光面
(動作原理)CRTの管の外部に電磁コイル(偏向コイル)を巻き、それに適当な電流を流して管の一部に磁界を作ってやると、フレミングの左手の法則によって電子ビームを曲げることができる。上下と左右への偏向には二組の偏向コイルが必要であるが、レーダーのPPI像を作るためには、一組の偏向コイルをレーダーの空中線の回転に同期して回転させ、このコイルにのこぎり波の電流を流してやると、電子ビームは管面の中心から外周に向かって偏向し、同時にその偏向の向きはコイルの回転とともに管面を一周するように変化をして、所要のPPI像が作られる。
(問3)
サイリスタはシリコン制御整流素子又はSCRと略称され、丁度サイラトロンと同じような動作をする半導体素子である。SCRは図で示すようにPNPNと四層からなる接合素子で構成され、一段目と三段目図及び四段目に金属板を付けて端子を引き出し、それぞれを、アノード(陽極)、ゲート及びカソード(陰極)と呼ぶ。