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図5・53 J―K フリップフロップ

 

RS-FFの機能によく似ているが、JK-FFではJ=K=1の入力が許されていて、1ビット前の出力の否定を出力できる。このFFはD-FF、T-FFとして使用することもでき、最も利用度の高いFFである。

(3)D―フリップフロップ

図5・54にD-FFの論理回路記号、真理値表、タイムチャートを示す。

D-FFは、D端子の情報を1ビット遅延させて出力する。このためD-FFは、Dラッチとも呼ばれる。

 

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図5・54 D フリップフロップ

 

(4)T―フリップフロップ

図5・55に示すT-FFは1つの入力T(Trigger)を持ち、入力Tの立ち上がりで出力が反転するか、そうでなければ立ち下がりで出力が反転する。

すなわち入力Tを2分周する。

 

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図5・55 T フリップフロップ

 

 

 

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