2・2 電圧、電流、電力及び抵抗の関係式〔オームの法則〕
抵抗値がR〔Ω〕の導体の両端に電圧E〔V〕を掛けたときに流れる電流値I〔A〕は次式で表される。
〔オームの法則〕
I=E/R (2・1)
電力P〔W〕は電圧E〔V〕と電流I〔A〕の積である。
P=EI (2・2)
したがって、これらE、I、P、Rの間には次のような関係ができる。
2・3 抵抗の直列接続と並列接続
図2・1のようにR1,R2,…Rn の抵抗を直列接続したときの合成抵抗の値Rは
R=R1+R2……+Rn (2・4)
である。また、図2・2のように並列接続したときの合成抵抗値Rは
である。
図2・1 抵抗の直列接続
図2・2 抵抗の並列接続