(b) 電動機法 発電機を駆動機で運転できない場合は発電機を電動機として単独運転し、回転速度を定格値に保ち、各端子電圧に対する界磁電流の値を測定すると図2・18のような無負荷飽和曲線が得られる。 なお無負荷入力電流による抵抗電圧降下、電機子反作用による減磁分を厳密には差し引かねばならないが、一般には非常に小さく省略することができる。
(b) 電動機法
発電機を駆動機で運転できない場合は発電機を電動機として単独運転し、回転速度を定格値に保ち、各端子電圧に対する界磁電流の値を測定すると図2・18のような無負荷飽和曲線が得られる。
なお無負荷入力電流による抵抗電圧降下、電機子反作用による減磁分を厳密には差し引かねばならないが、一般には非常に小さく省略することができる。
図2・18 電動機法による無負荷飽和曲線
(2) 電動機の無負荷特性 電動機を無負荷で単独運転し、定格電圧に保ちながら界磁電流に対する回転速度を測定すると図2・9が得られる。 回転速度は、無負荷ではほぼ端子電圧に比例し、界磁磁束に反比例する。 2・3・5 効率算定 効率には実測効率又は諸損失を求めその値を使った規約効率がある。ここでは一般に使われる規約効率の算定法を述べる。
(2) 電動機の無負荷特性
電動機を無負荷で単独運転し、定格電圧に保ちながら界磁電流に対する回転速度を測定すると図2・9が得られる。
回転速度は、無負荷ではほぼ端子電圧に比例し、界磁磁束に反比例する。
2・3・5 効率算定
効率には実測効率又は諸損失を求めその値を使った規約効率がある。ここでは一般に使われる規約効率の算定法を述べる。
図2・19 界磁電流──速度曲線
(1) 規約効率の算定式 次式によって求める。
(1) 規約効率の算定式
次式によって求める。
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