〔例題〕
(1) 実効値 100〔V〕の交流における最大値及び平均値を求めよ。
(解)
最大値 Vm=100×1.414=141.4〔V〕
平均値 Vav=100×0.9=90〔V〕
〔例題〕
(2) 交流電流計の指示が10〔A〕のとき最大値は何アンペアか。
(解)
最大値 Im=10×1.414=14.14〔A〕
7・2・4 ひずみ波形
今までは正弦波の波形のみについて論じてきたが、交流波形には図7-10に示すようにいろいろあって、これらは数学的に示すには複雑な式が用いられる。ここでは取扱わないことにする。