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(2) 電路別

主電路→枝電路

(3) 線種別

長尺のもの、太いもの→短尺のもの、細いもの。

(4) 装置別

大形機器群(主配電盤、集合始動器盤など)→小形機器

 

4.3.2 布設作業要領

実際の作業における要領を下記に列挙する。

(1) 布設場所の整備状況の確認

足場や照明の整備状況の確認、及びガス、溶接、歪とり、塗装など他職種の作業状況を確認する。

(2) ケーブル貫通部の確認

多数のケーブルが貫通し、ケーブル布設時の要所となる部分には図4.5のような、貫通するケーブルを記入した図面を掲げておき、ケーブル布設ごとに本図でチェックする。

 

056-1.gif

図4.5 貫通部ケーブル配置図(例)

 

(3) ケーブルの引出し

ケーブルをドラムから引出すときは、ドラム回しなどを使用して大きな張力を加えることなく、ケーブルが引出せる方法を採用する。また、ワッパにしたケーブルを解く場合は、後でケーブルを布設したとき、ケーブルがよじれないよう、8の字に解いて伸ばすこと。

 

 

 

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