(c) 試験条件
積載重量 1/2積載 乗車人員 1人
(d) 測定モード及び項目
1] D10・15モード試験(CO、HC、NOx、CO2PM、に加えて、試験車両がCNG燃料を使用していることからCH4の測定を行った。また、三元触媒を用いた排出ガス浄化システムの使用を考慮してN2Oの測定も追加した。)
2] 排気煙濃度(3モード、無負荷急加速)
3] CNG車用G13モード(シャシダイナモメータ)(CO、NOx、HC、CO2)
4] 測定装置
調査に使用した排出ガス分析装置は、ダイレクトおよび定容量採取装置(CVS装置という。以下同じ)両用で、CVS装置は臨界流量ベンチュリー型(CFV)である。その主要諸元を表4-1-2に示す。
注)NDIRは非分散型赤外線分析計、HFIDは加熱水素炎イオン化分析計、
CLDは化学発光分析計、FTIRはフーリエ変換赤外分光光度計、
THCは全炭化水素、NOxは窒素酸化物を示す。
4.2 試験結果
排出ガスの経時変化を図4-2-1及び図4-2-2に示す。
参考として、東京地区の運送会社で使用中のディーゼル車のD10・15モード、G13モード(シャシダイナモメータ)での排出ガス判定結果を併記した(詳細な判定結果は資料集を参照)。なお、以下[G13モード]はシャシダイナモメータ上での試験を示す。