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1.2 判定基準

 

122-1.gif

(注) pHが2.0 以下又は11.5以上のものは、試験を行わずに「腐しょく性物質」に該当するものと判断して差し支えない。

 

2 金属腐しょく性試験

2.1 試験法

鋼製又はアルミニウム製の試験片を液体の試験物品に浸漬(55℃、120時間)させ、浸漬後の質量減少量を測定する。

質量減少量から次の式で侵食度を算出する。

 

122-2.gif

 

2.2 判定基準

侵食度が1年当たり6.25ミリメートルを超えるものを容器等級3とする。

(注) 皮膚腐しょく性試験で「腐しょく性物質」となるものは、試験を省略して差し支えない。

 

[IV] 別表第4 毒物

1 急性毒性試験

1.1 経口毒性試験

ラットを用い、経口投与によりLD50(半数致死量、試験動物が50%の確率で死亡する量を、試験動物の体重1kg当りのmgで表した数値)を求める。

1.2 経皮毒性試験

ラットを用い、経皮投与によりLD50を求める。

1.3 吸入毒性試験

ラットを用い、経気道投与(1時間)によりLC50(半数致死濃度、試験動物が50%の確率で死亡する濃度を、試験物品が、粉じん又は煙霧の場合は1l当りのmg、蒸気(気体を含む)の場合は1m3当りのmgで表した数値)を求める。

 

 

 

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