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新年のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
会員の皆さんには、ご健勝のうちに新春をお
迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
当協会も法人化以来十四年目の新春を迎える
ことができました。
これも会員の皆様の変わらぬご支援、ご協力
と関係官庁、諸団体のご指導の賜物と厚く御礼
申し上げます。
昨年は、会員の皆様のご尽力により、広島県
下で開催されました「海の祭典」をはじめ、各
地区における「海の日」を中心とした諸行事へ
の参加など、多くの機会を捉え、海事思想の普
及並びに当協会事業のPRの成果をあげること
ができましたことを深く感謝しております。
ご存じのとおりバブル崩壊後長いトンネルに
入ったまま出口が見えない経済状況になってお
ります。
このような厳しい状況の中で、昨年の明石海
峡大橋の開通に続いて今年五月には来島海峡大
橋が完成「しまなみ海道」が開通し、瀬戸内新
時代を迎えることは、21世紀に向けて明るい話
題となり得るものと期待しております。
なお、海に係わる者として真の瀬戸内海時代
を築いていくには、われわれに与えられた瀬戸
内海と宇和海の美しい自然を大きな財産として
自然の恵みに感謝し、環境を保護し、海洋レジ
ャーを楽しみ、海で生活する人々との調和を常
に念頭におき行動することが必要であり、「海を
知り」、「己を知る」ことが大切だと考えます。
当協会管内における海難事故発生状況をみま
すと全海難件数は減少傾向にありますが、プレ
ジャーボート等小型船舶の海難は、依然として
「見張り不十分」「機関取り扱い不良」など、人
為的な要因により発生するものが後を絶ちませ
ん。
このような状況にあって、海洋レジャー愛好
者には、自らの自覚と努力によって必要な海事
知識や技術を習得し、安全に対する意識を十分
に持って、基本的なルールやマナーを遵守する
ことが一層求められております。
当協会としましては、海洋レジャー愛好者等
に対し、海難事故防止のための知識や技術の向
上と、海のルールとマナーを守る意識の徹底を
図るための教育活動、安全活動をより充実し、
広報活動により真のマリンレジャーのあり方を
追究していく所存ですので、海上安全指導員を
はじめ会員の皆様の一層のご協力をお願いいた
します。
年頭に当たり皆様のご健勝と早期景気回復を
祈念して新年の挨拶といたします。

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