研究方法
1.調査の対象者
本研究の調査対象者は秋田県仙北郡南外村に居住する65歳以上の全住民のうち、寝たきり者および虚弱な者85名、入院・入所
者34名、および長期不在者14名を除く938名とした。そのうち会場調査に参加した者は862名、非参加者(理由不明)が76名であった。
会場調査に参加した者のうち、障害や機能低下などの理由で生活体力の測定ができなかった者が131名であり、残りの731名(男性
296名、女性435名)について生活体力の測定を行った。したがって、本研究における解析対象者は生活体力の測定を実施した731名
であり、全調査対象者の77.9%であった。本研究における解析対象者の性・年齢階級別度数および平均年齢を表1に示した。なお、本
研究の実施にあたっては、東京都老人総合研究所の倫理委員会の承認を受け、老人保健法に基づく住民検診の一環として南外村
との共同事業として実施した。
表1 解析対象者の性・年齢階級別度数および平均年齢
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