2−3 イントラネットの構築
(1)基本的考え方
イントラネットの利用機器には、一般のOA用パソコンのほかに、財務会計等の専用端末を含めている。これは、全職員が共通に利用する電子メール・電子掲示板などの全庁的なアプリケーションをWWWブラウザだけで利用できる環境を構築することにより、全庁系アプリケーションと業務系アプリケーションを同一の専用端末で利用しようとするものである。
このため、全庁系アプリケーションは、イントラネットに対応することを原則とし、利用者の限られる業務用アプリケーションについては、クライアント/サーバ方式の採用も可能としている。
(2)イントラネットの構成行
政情報ネットワークの通信プロトコルをインターネットで利用されているTCP/IPに統一し、各接続機器に固有のIPアドレスを割り当てている。
ネットワークに接続する各パソコンには、WWWブラウザを組み込み、各庁内用WWWサーバにアクセスしている。この際、内部DNSサーバにアクセスしてサーバの名前解決を行っている。
また、インターネットにはファイアウォールを介して接続しており、各パソコンのWWWブラウザからインターネットやイントラネットにシームレスにアクセスできるようにしている。
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