■事業の内容
(1)「現代日本のオーケストラ音楽」の第21回演奏会 [1] 実施日 平成9年7月11日 [2] 場所 なかのZERO 大ホール(東京都中野区) [3] 曲目 a.第19回作曲賞入選作品 清水昭夫 フルート協奏曲「赤い花」 守矢裕子 バビロンに歌をもとめて 豊住竜志 ピアノ協奏曲 小栗克裕 ディストラクション b.招待作品 小倉朗 チェロ協奏曲 [4] 演奏 東京フィルハーモニー交響楽団 [5] 指揮 渡邊一正 [6] 入場者 690名
■事業の成果
我が国においては、若手作曲家がオーケストラ作品を創作し、その作品を実際に演奏することは、莫大な費用を要し、自己のみでは困難であり、そのため、数少ないコンクールに応募して、その実現を図っているのが現状である。オーケストラ作品に対象を絞って作品の募集を行い、入選作品数曲を実際に演奏する本事業は、我が国の作曲家、とくに若手作曲家にとって明るい希望となっており、若手作曲家の将来に向かっての飛躍の場として、我が国音楽文化の向上に寄与するところ大なるものがあったと思われる。
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