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知的障害者福祉研究報告書
平成6年度調査報告  〜精神薄弱者福祉研究報告書〜


第3章 地域生活援助 (レスパイトサービス)の役割と機能

4. レスパイトサービスの実際

(1)サービス提供までの流れ


a.「登録用紙」による事前把握…事前把握の柱となる。
b.家庭訪問による把握    …「登録用紙」だけではつかみきれない本人の様子を把握
c.特別な場ではなく、日常の中の一部として捉えられるように事前に慣れるようにする。これができた後は、電話1本でサービスの申込を受け付ける。
d.電話を受けて受付用紙に記入。
e.受け入れ可能か、職員の体制表で出勤状況と照合する。
f.依頼の理由に制限はないが、受付の時に依頼の理由を聞く。
・キャパシティがいっぱいになったとき、緊急性(優先順位)の高いものから受け入れる。
(緊急性が高い場合は、その日の依頼でも応じられるようにしている)
・介護人制度(理由によって、1日預かることに行政から謝金が出る制度。元々相互扶助を前提に、育成会が働きかけてできた制度。)を活用するため。

※東久留米市で障害者手帳の交付を受けている児童は200名強、成人は2,000人程度。



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