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b. 早急に会員数を1,000名にする

・会員数を1,000名にすれば、これまで通りに助成金も一定額が入るという前提において、年150万円の余剰金がでる(P119参照)。この3分の2を施設・空間整備の資金などに回し、残り3分の1を借地代に当てる。したがって、この場合、積立金を取り崩しながら、3年以内に会員数を 1,000名にするという目標が至上命題になる。

 

c. 賛助企業からの寄付金を募る

・省エネルギーをセールスにしている企業と交渉し、その企業の商品をモデル展示するのと引き換えに、賛助企業として寄付金を募る。1社当たり年10万円の寄付で5社を募れば借地代相当額になる。

 

d. 借地代を引き下げてもらう

・現在、借地代が1m2当たり40円になっているが、これは恐らくバブル時の単価であって、現在の固定資産税と照合すれば、もう少し下げてもらうことはできるのではないか。1m2あたり30円になれば、全体の借地代が25%下がることになる。

 

エ. 計画図の大看板の設置

 

●この公園が、最終的にどのようなものになるのかについて、周辺住民あるいは道行く人達にわかるように、県道沿いの公園敷地の一画に計画図の大看板を設置する。これは、現在設置されている看板の絵柄を塗り替えて使うのがよい。

 

オ. 段階的整備

 

●エコハウスの建設は、当公園の目玉ではあるが、多額の資金が必要になり、これだけで当会の体力を消耗しかねないものである。このため、当面、「第3編 6.事業の優先順位」 (P.170)で整理した優先順位にしたがって、人手や資金的に無理なく進める事ができるように、(表2-1-1)のような施設・空間づくりを進める。また、こうした方針を明確に打ち出して、当公園の全体像が誰にでもわかりやすいものにしていく。

●年間の事業費は、単年度における収支の余剰金を考慮して、100万円以内におさめる。

 

 

 

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