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2] ネットワークづくり

 

ア. ネットワークづくりの考え方

 

●会を継続的に発展させていくためには、上記のような視察・勉強会だけではなく、日常的に他の市民団体や行政、助成機関、学校などと交流ネットワークを広げ、絶えず新しい情報や動きが入ってくるようにするとともに、会の活動や考え方自体を外部によくわかるような運動を行なうことが重要である。

 

●また、会の活動は会員だけではうまく展開できないこともある。ネットワークをつくり、他の機関や団体、あるいは様々な能力を持った個人と力を合わせることによって新たな展開が可能となるものもある。

 

イ. ネットワークづくりの方法

 

●こうしたネットワークづくりには、次のような方法で行なう。

 

a. 会報は、会の活動を知る上で重要な材料であるので、他の市民団体や行政、助成機関、学校などへ当会の会報をサービス(無料)で送付し続ける。

b. また、他の市民団体の会報を取り寄せ、図書コーナーで誰もが閲覧できるようにしておく。

c. 渉外班が行政、特に次のような町や県の関係課と定期的に活動報告がてらの交流を行なう。常に何かを行なう時には前もって情報を伝える。

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d. 渉外班が、積極的に定期的な外部視察の受入れキャンペーンを行なうとともに、外部視察団を受入れて、フィールドなどを案内する。

 

ウ. 他の機関や団体との共同について

 

●本構想で示した事業については、資金や人材、ネットワークなどの面で、当会が単独で取り組むことができるものと、行政をはじめとする他の機関や団体等と提携し、取り組んだ方がよいものがある。そこで、提携すべき事業と提携機関・団体等、提携内容について以下にその可能性を整理すると(表1-3-9)のようになる。特に、子供を対象とした企画については、現在試行しつつあるように寄居エコクラブなどと共同で行なっていくことが良いと思われる。

 

 

 

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