エ. 会報の配布
●前述のように会報は、会の活動や考え方を伝える重要なメディアであるので、これをアピールしたい行政各課をはじめ、図書館や公民館、小・中学校、高校、観光案内所、農協支所、エコロジーパーク周辺の地元住民などにできるだけ配布していく必要がある。会報の配布は、係を決めて地区ごとに分担して行なう。
2]ウォーキング・マップの作成
ア. ウォーキング・マップの作成の考え方
●町内の季節ごとの美しい自然の見どころや遺跡・史跡、観光施設、味覚などを総合化したウォーキング・マップ(正確な1万分の1程度の白地図によるもの)は、観光客ばかりか、地元住民にも町の再発見のために喜ばれる。また、このような正確な地図にエコロジーパークの位置を示すことによって初めて寄居町を訪れた人でも案内人なしに現場を訪れることができるようになる。
●しかし、こうしたマップは町の行政サイドでは作られておらず、当会の活動にとっても、男衾の中核拠点から周遊コースを設定した環境学習やレクリエーション・プログラムを作成する上で必要である。
●そこで、当会が中心になって、町、住民、学校団体をはじめ関係団体などに呼びかけ、ウォーキング・マップ編集委員会を結成し、毎年1地区ずつ4年間かけて、男衾地区からスタートし、末野地区、折原地区、金尾・風布地区の4ヵ所の資源調査を行い、マップを作成する。状況が整えば4ヵ所同時に作成することも考えられる。
イ. ウォーキング・マップの作成方法
●これを持って歩いてみたくなるようなマップを作成する。
a. 資源調査の内容
・自然(風景、植物、動物、湧水等)の見られる場所(季節ごと)
・遺跡・史跡や観光施設の場所
・美しい田畑、寄居らしい生産風景(植木、養蚕等)の見られる場所
・農産物の直売所の場所
・季節の味覚処の場所
・○○地区八景の場所(選定)
・そのほか、特徴のある店舗・施設
・各資源を結ぶウォーキング・ルートとしての適当な道