2. エコロジーパークづくり
(1)中核拠点となるエコロジーパーク
(仮称)寄居エコロジーパーク(現 おぶすまトンボの里公園)
●寄居エコロジーパークは、今後の活動の中核拠点として集中的に整備を進めることから、第5章で別途「基本構想」として詳細に述べる。
ア. 整備・管理の考え方
●おぶすまトンボの里公園は、「第2章1.活動ビジョンの設定 (4)活動フィールド・中核拠点」(P.55参照)で述べたように、今後の活動の中核拠点として集中的に整備を進め、環境ボランティア、環境学習活動などを行なう場とする。
●イギリスのC.A.T.を手本として「エコロジーのテーマパーク」をめざす。
●「おぶすまトンボの里公園」という名称については、トンボ公園の概念では捉らえ切れない施設内容となること、男衾地区だけではなく寄居町全体における活動の中心拠点となることなどから、これにふさわしい名称として「寄居エコロジーパーク」とする。
●原則として休耕田は借地して活用する。また、周囲の山林の一部を借地して、エコハウス、キャンプ場、遊び場などを設ける。
●公園整備および管理運営は、プロジェクト方式で役割分担を行なって進める。
●整備・管理は、次のような方針のもとに進める。
a. おぶすま地域と共生する拠点
1]男衾地域の住民の協力を得ながら、男衾地域全体を活用して活動を行なう。
2]男衾地域の振興につながる活動を行なう。
3]男衾地域の情報を収集し、男衾地域および来訪者に情報を提供する。
b. 里山環境を守り、活用する拠点
1]里山環境の大切さをアピールし、これを保全・活用する。
2]農林業体験を提供する。
c. 実体験を重視した環境学習活動の拠点
1]生き物とのふれあい、農林業体験、ものづくり、自然遊びなど様々な実体験を通して環境学習を行なう。