●多くの作業参加者を得る工夫については、回答数412件中、「町内の学校団体などの環境学習の場に利用」が64件(15%)で最も多くなっている。次いで、「作業日にあわせてトンボ観察会などの開催」が39件(9%)、「トンボ公園にトイレの整備」が37件(9%)、「会報でトンボ公園の近況や作業内容などの詳しい紹介」が32件(8%)などとなっている。
●「町内の学校団体などの環境学習の場」が最も多くあげられたのは、トンボ公園づくりを町の自然を守るという機能ばかりではなく、地域住民、特に子供たちの自然とのふれあいの場としての機能を高めることによって、多くの“賛同者”を得るという点が込められているのではないかと思われる。このような環境学習の場としてどのようなプログラムや工夫が必要なのかについて検討する必要がある。
●「作業日にあわせてトンボ観察会などの開催」についても、上記同様に多くの“賛同者”を得るには本来はあってしかるべきものではないかと思われる。「トンボ公園にトイレの整備」は、特に女性の声であり、折原や末野のトンボ公園での2、3時間の作業において、女性のトイレをどうするかを検討する必要がある。