(3)活動内容
ア. トンボ公園・トンボ自然館の整備
●休耕田を利用して、4ヵ所のトンボ公園を整備した。施設内容は、トンボ池づくり、木道整備(造園業者委託)、花卉植栽、ベンチ・テーブルの設置、看板の設置となっている。また、男衾(おぶすま)地区所有の旧牟礼(むれ)公民館を借用し、「よりいトンボ自然館」(約20坪)を整備した。
イ. トンボ公園の維持管理
●毎月第3日曜日の午前中、4ヵ所のトンボ公園を順繰りに手入れしている。この作業内容は、雑木の剪定、雑草採り、池掘り、水路の整備、木道修理などである。当日が雨天の場合、次月に順延となる。各トンボ公園を平均年2回程度、手入れしている。
●参加者は、毎回5〜10人程度。作業の中休みで、作業班担当者からお茶と菓子が提供される。
●トンボ公園の土地代は、4ヵ所で約534千円(13,361m2×40円/m2)。
ウ. よりいトンボ自然館の運営
●よりいトンボ自然館は、4月から11月まで毎月土曜日、日曜日、祝日の午前10時から午後5時まで開館している。開館中は、当番制で幹事などが午前と午後に分けてそれぞれ2名ずつ配置される。木工グッズやキーホルダーなどの展示販売を行っている。
●1997年においては、4月から11月までの8ヵ月で76日開館し、入館者数961人、グッズの売上げ約280千円となっている。この売上げは、必要経費を除くと、トンボ自然館の維持費約230千円(賃借料月1万円、水道光熱費など)の約半分を満たすものにもなっていない。
エ. イベント
<ホタル観賞会>
・7月第1土曜日の夜、折原のトンボ公園で、ホタル観賞会が行われる。参加者約50〜200人。
<夜の昆虫調査会>
・7月第4土曜日の夜、鉢形城址で照明に集まる昆虫を捕獲して、昆虫の種類を調べる。参加者数約30人。