・これらの活動が発展して、1994年には、農業体験を行なう「田んぼの会」及び農家に委託して低農薬の農産物をつくってもらい会員に宅配を行なう「菜の会」を設ける。
・また、トンボ・グッズを製作し、ボランティアだけではなく事業収入を得て自立できるよう模索を続ける。
<おぶすまトンボの里公園の整備に着手>
・1995年、これまで「菜の会」、「田んぼの会」などを行ない農家との結びつきが強くなっていた男衾地区に、トンボ公園の中で最大規模となる「おぶすまトンボの里公園」に着手することを決意する。
<国内外の類似活動団体の視察、トンボ自然館のオープン、運営協議会の発足>
・1996年5月より10月まで、国内外(英国、中村市、大方町、十和村、佐賀市、三島市、横浜市)の視察を行い、新たな会の活動の方向性のヒントを得る。
・1996年6月に会員全員を対象に会の運営等について、会発足以来初のアンケート調査を実施し、多くの示唆に富んだ意見、叱咤激励が寄せられる。
・1996年7月に牟礼地区の旧集会所が借りられることとなり「よりいトンボ自然館」をオープン。4月から11月の土日の午前10時から午後5時まで開館することとなり、会の拠点ができる。以降、おぶすまトンボの里公園を会の活動の中心に置くことになる。
・1996年12月より「運営協議会」を設立し、今後の活動の方向性の議論を始める。