日本財団 図書館


5) 設備投資の実績と計画

最近5年間に設備投資を行った事業者は全体の77%である。投資の対象としては、「生産の自動化、省力化のための投資(CAD、CAMを含む)」がもっとも多く、48%の事業者が行っている。次いで「作業環境改善のため」、「品質向上のため」、「社員の技能向上のため」の投資を行った事業者が多い。

今後5年間に設備投資の計画を有する事業者は全体の59%で、実績に比べるとやや少ない。投資の対象としては実績と同様に「生産の自動化、省力化のため」がもっとも多い。設備投資額の対売上高比率は実績、計画とも約5%である。

 

051-1.gif

 

設備投資に積極的な業種は「ディーゼル機関部分品・付属品」で、「設備投資していない」は6%と少なく、「今後設備投資しない」も29%であるが、他の業種に比較すると小さい。一方、設備投資に消極的な業種は「錨・錨鎖」で「設備投資していない」が35%、「今後しない」が59%となっている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION