兵庫県外事業者では「自航船の新造」が総売上高の64%と大きく、造船以外の事業の比率は4%と低い。兵庫県の事業者では「非自航船の新造」と「造船以外の事業」の売上構成比率の大きい点が特徴的である。
兵庫県の事業者の売上高を時系列で見ると表2-13のとおりであり、直近期の売上高を100とする指数では5年前が113.7、3年先が97.8となっている。このうち、「新造が主」の事業者は5年前が127に対し3年先は98.5と落ちこみが大きい。「修繕が主一の事業者は104→100→95となっており、波動の幅が小さい。 一方、県外事業者でも5年前に比べて直近期は減少しているものの、3年先では114に回復できると見込んでいる。
兵庫県の事業者の売上高を時系列で見ると表2-13のとおりであり、直近期の売上高を100とする指数では5年前が113.7、3年先が97.8となっている。このうち、「新造が主」の事業者は5年前が127に対し3年先は98.5と落ちこみが大きい。「修繕が主一の事業者は104→100→95となっており、波動の幅が小さい。
一方、県外事業者でも5年前に比べて直近期は減少しているものの、3年先では114に回復できると見込んでいる。
さらに、造船事業の収支についても、兵庫県の事業者の先行き見込みはやや悲観的である。5年前では「黒字」の事業者が全体の63%あったが、直近期では46%(新造が主の事業者は38%、修繕が主の事業者は53%)に減少し、3年先では20%とさらに少なくなって
前ページ 目次へ 次ページ