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4)障害要因の海域特性

・太平洋岸(北海道〜沖縄)

暖候期に主として台風によって生じる。オホーツク海や千島方面の低気圧によって、東日本が影響を受けることもある。それらが遠隔の場合は、当該港が太平洋高気圧等に覆われて静穏であっても、うねり・長周期波のみにによる障害を受けるケースが多い。台風が接近・直撃すれば、要因に強風と高波が加わる。

・日本海岸(北海道〜九州北部)

寒候期に低気圧の通過後に強い西高東低気圧配置になり、連吹する強風によって、高波浪、うねり、長周期波が生ずることが顕著である。

 

 

 

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