4.3.2 m0とm0Lの相関関係
図-4-8は解析期間すべてについて、横軸にm0を、縦軸にm0Lを、それぞれ対数軸にとってプロットしたものである。図の座標軸は対数表示で、m0Lはm0に対し2桁小さい値となっている。図中m0Lのm0に対する0.1%、1%および10%の破線が入っている。
これらの図から全般的な傾向としては以下のことを見出すことができる。
?全地点においてm0Lはm0の0.1〜10%の間に分布しており、m0が増加するとm0Lも増加し、m0とm0Lは強い正の相関が見られる。これは4.3.1で示した傾向を裏付けるものである。
?分布の形状によって大きく次の2つに分けることができる。(*は水深-45m以上の大水深地点)