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5)安全対策

各港の安全対策に対する回答結果を表3-4に示す。

独自の気象・海象観測を行っているところは19港(44%)あり、そのうち気象観測のみが2件、その他は気象・波浪観測の両方を行っていた。

民間気象会社から情報を入手しているところは24港(56%)あり、このなかには、気象台、測候所、保安部から情報入手していると答えた5港も含まれている。また、台風接近時のみ情報を入手しているところが4件あった。

載荷状態、潮位の変化に対して注意を払っているところは24港(56%)であった。さらにどの様な係留索の管理を行っているのか尋ねたところ、当直者が定期的に巡回し、索の張り具合をチェックすると答えたところが多かった。

波浪、船体動揺に対して注意を払っているところは28港(65%)であった。係留索の管理では、動揺が大きくなったときは索の増し取りを行うと答えたところが多かった。障害が予想されるときに予め荷役を中断、時には船を沖出しすると答えたところは30港(70%)であった。

 

 

 

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