秋田湾:男鹿半島の南岸に位置し、雄物川河口の南方にある大森山の丘陵地帯が海に接する浜田付近と男鹿半島南端の鵜ノ埼付近を結ぶ湾口幅約30km、奥行き約12kmの半円形の湾で海底も平坦で湾口部付近の水深は50m前後、湾奥に向かってざん減しています。湾奥の半島基部には重要港湾秋田船川港があります。
富山湾:能登半島東岸に位置し、日本海最大の外洋性内湾で、湾口を石川県の大泊鼻と富山県の生地鼻を結んだ線とすると湾口幅約32km、面積約653km2です。この湾は湾央部の水深が1,000mを超え急深な海底地形をなし、海底谷が発達しており、海岸浸食が激しいところとしても知られています。この湾に特有な現象としてはホタルイカ、蜃気楼、海底谷、寄り回り波、埋没林などがあります。
湾の範囲については、水路誌によるほか使用目的により、次のような