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はしがき

 

この報告書は、当協会が(財)日本船舶振興会からの事業補助金を受けて平成8年度に続き実施した「船舶観測データの集積・伝送システムの開発」平成9年度分に関した内容、成果をとりまとめたものであります。

船舶で観測された海象及び気象データ、いわゆる海洋情報・データ等は、近年の地球温暖化、汚染等の環境問題の解明研究等に欠かすことができない重要性が認められ、観測後いち早くの入手とその活用が望まれています。

このような背景から、本研究の成果が待たれているところであり来年度も継続して開発研究を進め、平成10年度には実海域評価試験を予定し関係方面からのご期待に応える所存であります。

本研究のご指導を賜った寺本俊彦委員長を初めとする研究委員会の各位、ご協力をいただいた関係各官庁の方々、開発の実施を担当していただいたセナー(株)の方々に厚く御礼申し上げます。

 

平成10年3月

財団法人 日本水路協会

 

 

 

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